こんにちは。6歳と3歳の姉弟を育てている、知育大好きママです。
ピグマリオン幼児家庭学習の新2才児のさんすうから第3グレードを使用した我が家が口コミをしています。
ピグマリオン幼児家庭学習を始めたきっかけ
今はやめてしまいましたが、むすめが3歳の頃にくもんに通っていました。
その当時は国語を受講していて、のちのち算数も、と思っていたのですが、お教室との相性が合わず退会することに。
算数教育をどうしようか迷っていた時に出会ったのが「ピグマリオン幼児家庭学習」
始めたのは4歳の時で、もう遅いかと思いましたが、調べてみると目から鱗の大切なことがたくさん含まれている教材だということを知り、ピグマリオンの魅力に引き込まれ、教材を購入し現在も続けています。
ピグマリオンで劇的に賢くなった!…とはなっていませんが、4歳からでも問題なく進められていますし、空間認識能力や試行錯誤する力、数量感が身についたのはピグマリオンのおかげです。
「ピグマリオンって何?」「どんな効果があるの?」「どのセットを買っていいか分からない」とご相談を多くいただくので、学具中心の体験談をまとめてみました。
さっそく口コミしていきますね
ピグマリオン幼児家庭学習で使う学具の口コミ
おおよその対象年齢や、2歳児のさんすうから第2グレードで使う主な学具についてまとめました。
代用できそうなものを紹介しているので、正規購入は難しいけどやってみたいという方にも参考になれば幸いです。
2歳児のさんすう
4歳スタートでしたが、どんな教材なのか知りたかったことと、お試しのつもりでこちらのセットを購入しました。
我が家は遅いスタートでしたが、名前の通り2歳から取り組めるセットになっています。
2,3歳でピグマリオンを始めようと思われているならまずはこのセットを購入されるのがおすすめ。
この新2才児のさんすうセットは、ピグマリオン幼児家庭学習第一グレードの「数」の部分を抜き出したセットなので、新2才児のさんすうセットの点描写2冊以外の学材は全て第1グレードに含まれています。
第一グレードに進まれる際、新2才児のさんすうセットを購入した方向けの、学具のかぶりがないセットが販売されています。
新2才児のさんすうセットに入っている「ヌマーカステン」「ウッディブロック」「ドット棒」はよく使う学具ですし、「親子カード」は加減法の基礎を身に付けるのにとても重宝したので損はしないですよ。
特に、この2才児のさんすうという書籍は必ず読まれてくださいね。
フリマサイトでは高値で取引されていることが多いのですが、Yahoo!ショッピングでしたら定価で購入が出来ます。
ピグマリオンの学具は、頑張れば手作りできるものも多く、真似してやろうと思えばやれるのですが、大切なポイントやコツは書籍と幼児能力開発講座のDVDで説明されています。
書籍やDVDを見ないと自己流になって低い能力を重ねることになってしまうよ(ピグマリオン伊藤先生のお言葉をお借りしています)
また、ピグマリオンで正規購入していると、進め方に困ったときに電話で相談することもできます。
過程で進めていく教材なので、相談ができるのはありがたいですよね。
1~5までの足し算と引き算が頭の中で素早くできるお子さんは第一グレードを飛ばして第二グレートのスターターセットから始められてくださいね。
むすめは4歳で新2才児のさんすうセットを始めた理由がこれで、足し算はできたけど、引き算が怪しかったのです。
5までの数が完璧でないと10までの数で絶対につまずくので、まずは基本の基本からやってみることにしました。
ヌマーカステン
ピグマリオンの学具といえば、ヌマーカステンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
左の部屋(ピンク)と右の部屋(黄色)で分かれていて、白い球が自由に行き来できるようになっています。
長方形の箱の中で球を動かすように、頭の中で球を動かせるようにするための学具。
チョコレートの空き箱と、ビー玉をつかって手作りの学具を作っている方もときどき見かけます。
こちらは第二グレードのカリキュラムのプリント。
加減法が頭の中でできるようになるだけでなく、瞬時に数を捉えるようにも取り組んでいきます。
5進法や、20までの足し算・引き算を習得できるよ
ピグマリオンに出会う前は、計算は反復法で習得させるのがいいかな~とぼんやり思っていました。
なのですが、ピグマリオンの伊藤先生は「数は数えたり計算問題の繰り返しで覚えてしまうと、数が大きくなった時にできなくなってしまう」と仰っており、目から鱗。
わたしの個人的な考えですが、反復法で習得したとしても、計算が早くなり、得意になって突き抜けたとしたら、それは武器になるしいいと思うんですよね。
ですが、幼児期からプリントを毎日何枚も何枚もやってもらうよりも、手を使って具体物で数を認識させたり、遊びの延長のような形で学んでほしいと思ったので、ピグマリオンを選びました。
第一に子どもにくもんのお教室が合わなかったということがありますが、教育方針について考えるきっかけになりましたし、ピグマリオンを選んでよかったと思っています。
ヌマーカステンはYahoo!ショッピングで単品でも購入できます。
ヌマーカステンのように自由自在に行き来させることが出来ないので、やや不便を感じそうですが、数量感を身に付けるには玉そろばんの評判がいいです。
点描写
こちらは3×3の点描写で、新2才児のさんすうセットに入っています。
左のお手本と同じように右側に書き写すのですが、写真はしっかりと点を通っていない箇所があるので指先の能力が不十分な状態。
この後に紹介しますが、新2歳児のさんすうセットに含まれているゲームで指先の能力を鍛える必要があります。
5×5の点描写は第一グレードのセットに入っています。
「注意力」「構成把握能力」「作業能力」「筆圧」「指先の調整能力」などのチェックを一度に行えるので、小学校の入試問題にも出題されるそう。
点描写は点を通る縦横の線が一番簡単で、点を通らない斜めの線が一番難しいです。
こぐま会のてんずけいは、3×3から始まるので、初めてのお子さんでも躓かずに取り組めますよ。
ピグリシリーズは単品購入が出来ますが、初めて取り組むお子さんには少し難しい印象なので、こぐま会や、易しめの問題から取り組まれることをおすすめします。
ドット棒
ドット棒では3まで、5まで、10、100、1万までの成り立ちを一目で把握できるようにしたり、加減法の基礎を学びます。
階段作りをし、その空白部分に違う色のドットを置くことで補数関係を実感させます。
青と赤の色が違うドットを使うことで補数が一目瞭然ですよね。
最初は3×3のマスで3まで→5×5のマスで5まで…と順番にレベルアップしていきます。
ドット棒C型(10×10)には赤いドットはなかったので、100均で丸シールを貼って手作りしました。
こちらも数を数えるのではなくて、瞬時に数を捉えるようにするのがポイントです。
ドット棒AやBの単品販売は見つけられませんでしたが、C型は単品で購入が出来ます。
競争ゲーム
いわゆるすごろくゲーム。
メモリを読むことや、係数などをすごろくを通して学びます。
メモリを読むことに慣れれば、時計やはかり、ものさし、計量カップなどを学ぶときに役立ちます。
正直…マスが少し小さいので若干使いにくかったのですが、すごろくは市販されているのでそちらを使われてもいいと思います。
使うさいころを2つにして、その和を瞬時に計算し進むという方法も良くやっていました。
さいころの目は数えずに、ぱっと見でこたえられるようにするのがポイントです。
ウッディブロック
小学校のお受験でも頻出される積み木の数。
立体図形を平面でとらえている場合や、見えていない積み木をイメージしないと解けませんよね。
一見簡単に見えるこの問題、解くためには空間認識能力が必要とされるため、苦手に感じるお子さんも少なくありません。
数を固まりとして認識させることにより、まとまりとして把握できるようになったり、見えない積木の数を実感させたり、足し算・引き算の基礎となる合成分解遊びをするための学具。
本物の積み木を使った遊びを通して、子どもの空間認識能力を鍛えることが出来ます。
ウッディブロックは2cm基尺で25個入り。
3cm基尺や4cm基尺でもできますが、結構場所を取るので、机に座って取り組む場合は2cm基尺がおすすめ。
ウッディブロックは単品購入もできますが、問題集がついていないので問題は他で手に入れる必要があります。
2.5cm基尺で色付きですが、くもん出版から同じようなおもちゃが発売しています。
こちらは積み木と問題がセットになっているのですぐに始めたい場合はこちらもおすすめです。
魚釣りゲーム
魚を一度にたくさん釣って瞬時に数を実感させたり、釣った魚を計数させて能力を育てる遊びです。
手首を使うことで、指先の調整能力を養います。
ご覧の通り、正規品でも手作り感満載なので…手作りできると思います。
最近、100均で磁石付きのおもちゃのつり竿が売っていたので、そちらを購入してみました。
手作り品よりも作りがしっかりしていますし、子ども達も気に入ってくれています♪
巻き上げはできませんが、リールはクルクル回ります。
ちなみに、かわいかったので、お魚も購入してしまいました。
木製で少し重いのですが、頑張れば一度に3匹を釣ることが出来るので、最近はこちらのおもちゃを使って取り組んでいます。
親子カード
我が家はこの親子カードが結構重宝しました!
カードを出してどちらが大きい数かを判断したり、手持ちのカードで5を作ったり(他の数字でも◎)、神経衰弱で親子合わせをしたり、いろんな使い方が出来ます。
特に5づくりゲームや、6、7づくりゲームなど、足して指定した数字になるようにするゲームはよく遊びました♪
我が家は下の子にも使わせたかったので、低年齢で使用するカード類はすべてラミネートしています。
似たような知育玩具が販売されていたので、貼っておきますね。
第一グレード
我が家は2歳児のさんすうセットを購入済みだったので、こちらのセットから2歳児のさんすうセットの金額を引いたセットを購入しました。
どこの講座から始めても重複がないようなセット内容になっています。(金額も損しないようになっています)
対象年齢は3歳からとありますが、5までの足し算と引き算が頭の中で瞬時にできないお子様は年齢にかかわらず第1グレードから始めてくださいね。
カエルぴょんぴょん
指先遊びのカエルぴょんぴょん。
写真には写っていませんが箱をめがけて指でカエルを飛ばします。
これ、一緒にやってみるとわかるのですが、意外と難しいんですよね。
こちらのおもちゃで楽しく指先の能力を鍛えます。
2歳のむすこにもちょうどよく、カエルぴょんぴょんが大好きのよう。よく飛ばして遊んでいますよ。
このおもちゃは市販されているのでピグマリオンのものではありません。
花はじき
ピグマリオンでは指先遊びでこの花はじきをひたすら積んで遊ぶのですが、我が家はおままごとで活躍するのでたくさん持っています。
見立て遊びに重宝するのでピグマリオン以外の通販で更に購入しました。
数を瞬時に捉える練習にも使えますよ。
色板トントン
むすめが始めたのは4歳を過ぎていましたが、この色板トントンのくぎを打つ手技がおぼつかなくてひやひやしました。
間違えて手を打ちそう・・・
親のわたしがドキドキしてみていられないほどでしたが、ピグマリオンを進めていくうちに上手になりました!
紙の上に置けるようになったら、見本を見て、直に作っていきます。
指の細かい動きや指先調整能力が必要となるので指先能力が育ち、図形形態把握能力を育てることが出来ます。
天地パズル
この天地パズルは、いわゆるタングラムなのですが、一般的なタングラムよりもピースが多く、難易度が高めです。
たくさんの図形に触れられるので、図形形態把握能力、分解、合成能力も育つので、数論理能力や思考力の基礎能力づくりにに欠かせません。
今では楽々に作ってしまう天地パズルですが、むすめは最初3回目くらいの時に嫌がってしまいました。
悩んだ結果、ピグマリオンに電話で相談することに。
天地パズルの見本は、補助線があらかじめ書いてあるパターンと、書いてないパターンがあるんですよね。
補助線が書いてある方はすんなりできていましたが、補助線がない方が難しかったよう。
ピグマリオンを始めたばかりのむすめは、この補助線がみえていなかったんだと思います。
電話相談では、「自分で線を描かせてからやるように」とご助言を頂いたのですが、しばらくそのようにやっていたら、いつの間にかできるようになっていました。
相談の際、育児に関するアドバイスなどもいただき・・・正直かなり耳が痛かったですが、ありがたいお言葉でした。
タングラムは色々な会社から発売されています。天地パズルの方が難易度が高いので天地パズルの入門としても◎
天地パズルはお手本集付きが単品購入できます。
他社のタングラムと価格はそう変わりがないので、難易度が高いものをお探しの方はこちらをおすすめします。
第二グレード
我が家は2歳児のさんすうセットから受講しているので学具等の重複がないスタートセットではないものを購入しました。
平面図形カード
図形の色は青と赤があり、遊びながら、図形の基礎を理解し、図形能力を高めます。
さいころを作り、でた図形のカードを出したり、神経衰弱のようにして図形に親しみます。(さいころはセットに含まれており、手作りします)
ペリカンパズル
パズルを組み合わせることにより、半円や、円、正方形、ひし形を形づくることが出来るので、図形の名前を知るきっかけにも役立ちます。
ペリカンパズルの裏面は反転しています。
最初は4ピース、だんだん難易度が上がって9ピースへとレベルが上がっていきます。
教養トランプ
このトランプは、J、Q、Kが、11,12,13と数字になっているのと、絵柄が動物や植物になっています。
親子カードのように数字を作るゲームをしたり、関係性など、幅広い視野を身に付けます。
マグ・プレート
置いてもズレないマグネット式のプレートなので、2歳のむすこも使いやすく、よく遊んでいます。
お手本を見ながら並べていくのですが、むすこは見本の上から置いています。
図形の基礎を身につけ平面概念、指先の調整能力を育成し、図形把握能力を育てることが出来る学具です。
第三グレード
我が家は2歳児のさんすうセットから受講しているので学具等の重複がないスタートセットではないものを購入しました。
現在進行中なので、特にむすめが気に入っている学具だけご紹介します。
スティック4
16種類のカードと棒4本を使用するゲームなのですが、図形、構成、空間、思考能力が育ちます。
棒を1本動かし場のカードと同じ形にし、手持ちのカードの形を合わせていきます。
このゲーム、むすめがとても気に入っているのでよく遊んでいます。
マッチ棒などでも代用できそうだなーと思っていたら、似たようなパズルが出てきたので貼っておきますね。
ピグマリオン幼児家庭学習の進め方
- 書籍に目を通す
- DVDを視聴する
学具だけ買っても本質を理解していなかったら効果は十分に発揮できませんので…必ずされた方がいいです。
新2才児のさんすうはほぼ遊びなので、子どもと遊んでいる時間に一緒にやろう!と誘って遊んでいました。
むすこも2歳になったので、パズル系や指先遊びをを中心に進め始めました。
ピグマリオン第一グレード以降はカリキュラムが組まれているのでその通りに進めていきます。
通常45分で組まれていますが、そこまで集中力が持たないこともあり、我が家は平日の朝学習の時間に他社のプリント含め5枚程度になるように考えて進めています。
また、理解できている分野のプリントは飛ばしていいとのことだったので、一部やってみて、完全に理解していると感じたら飛ばしたものもあります。
最初は全部家庭用プリンターでコピーしてたのですが、プリントの枚数が膨大で時間もかかるので、スキャナーをレンタルして、プリント類はすべてPDF化しました。
スキャナーの購入も考えたけど、そう使うこともないので、1週間レンタルにしました!
業務用のプリンターを使えるところが近くにある場合は利用されてくださいね。
ピグマリオン幼児家庭学習を続けた効果
冒頭にもお話ししましたが、我が家の場合、特別賢くなったということはありません。
20までの加減法はなかなか苦戦し、やっと習得したという感じ。(途中で挫折しそうになりました笑)
20までの加減法を理解してしまえば、その後の1~100までの計算は比較的スムーズに進めらています。
年齢が追い付いてきたというのもあるかもしれません。
あと、課題に取り組む姿勢がよくなりました。
最初はできない問題があるとすぐに投げ出していましたが、試行錯誤しようとする姿勢が見られるように。
空間把握能力、図形の合成分解には結構強くなったと感じています。
天地パズルで躓いたのが懐かしい・・・
特に空間把握能力は後天的に身に付けるものなので、ピグマリオンで取り組めたのはよかったです。
むすめは現在年長で、ピグマリオンに取り組めるのも小学校入学までと考えています。
ここからどこまで進めるか分かりませんが、進めるところまで進め、あとはむすこにも同じように取り組ませる予定です。
ピグマリオン家庭学習のメリット・デメリット
- 幼児期に大切な能力が身に付けられる
- 教室に通わず、家庭で取り組める
- 学具やプリント類はきょうだいで使える
- 価格が高い
- プリントの管理が大変
- 親の負担が大きい
我が家は姉弟で、プリント類はスキャン済み。
幼児期は家にいる時間も多いので、家庭で進められるピグマリオンは重宝しています。
ただ、家庭で進めていく教材なので、親が進め方を理解しないといけないし、うまく導かないといけないんですよね。
ピグマリオンのお教室に通室するよりかはかなり価格が抑えられるので、お教室と比べると安価ですが、それでも安くはありません。
DVDや本を見たり、プリントをコピーする時間が必要ですし、万人に受ける教材ではないのも確かです。
正規で購入した場合で書籍を読んだりDVDを視聴していても、進め方に時々迷うことがありました。
ただ、迷った場合は相談できますので、しっかり進めていきたい場合は正規での購入がおすすめ。
ピグマリオンの公式サイトとYahoo!ショッピング、どちらで買った場合でも購入履歴は残っています。
ピグマリオンは正直高いなとお思いの方は、通信教材がおすすめです。
思考力&実体験の学びを大切にしたZ会幼児コース
子どもが自ら学ぶようになる!思考力に特化した教材
月々990円~でコスパ◎学習習慣を身に付けられる通信教材
ピグマリオン幼児家庭学習のまとめ
- 幼児に身に付けておきたい大切な能力を育てることが出来る
- 中古や手作りの学具でも代用可能だが、DVDや書籍、マニュアルは目を通す必要がある
- 学習を進めていくためにはプリント管理などの親のフォローが必須
- プリント類はコピーやスキャンすることできょうだいも使える
追記するのでまた遊びに来てくださいね♪